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塗装、塗膜の寿命、耐用年数

 ■ 塗装、塗料長期寿命・性能

塗装、塗膜の寿命、耐用年数:
対象物に塗った塗装、塗料、塗膜の耐用年数はどのくらいなのか? いろいろサイトを見てみると、塗った塗料だけで耐用年数が決まると言っているサイトもありますが、私はそうは思いません。塗る対象物にもよるでしょうし、対象物の表面の違い処理のやり方、仕上げ塗料と対象物の表面との間に塗る下地剤(プライマー、サーフェイサー、バインダーなど塗料と下地を良好な密着性の違いなど、環境等によって違いが出てくると思っています。ですから、塗料の耐用年数を考えるときに対象物が何であるかを良く考えて 、耐用年数を考察することを考えなくてはならないと思います。 このことを念頭に下記の事柄を読んで頂きたいです。

塗料

  アクリル外壁塗料の寿命・耐用年数
耐用年数は約 5年~7年。光沢保持率が高く耐アルカリ性も高い為、最近は再塗装では使われなくなりました。ただ、ロークスとの建売ではまだ使用される傾向もあります。

ウレタン外壁塗料の耐用年数
耐用年数は約7年~10年。 ポリウレタン樹脂塗料といい、塗膜が比較的柔らかいので密着性が良く、防水塗材としても広く使われます。 しかし、リフォームにおける塗料としては耐用年数が10年未満という事もあり、シリコン樹脂塗料にその地位を奪われています。

シリコン外壁塗料の耐用年数
耐用年数は約10年~15年。外壁塗装で現在最もリフォーム、再塗装分野では人気の高い塗料です。 価格対寿命のコストパーフォーマンスが良く非常にバランスの良い塗料です。

フッ素外壁塗料の寿命・耐用年数
耐用年数は15年~20年。 耐久性に優れた塗料です。しかし価格がまだまだ高いので、コストパーフォーマンスの観点からは、まだシリコンに分があります。 

塗料メーカーのカタログ/耐候試験のグラフ

 
   塗料のメーカーの製品カタログには、上のようなグラフを目にします。 載っていない製品もありますが、一つの塗料の劣化性能、耐用年数の目安(あくまでも目安です)がわかります。
塗料の耐用年数は、7年とか10年とかですが、この耐用年数、いつまでこの塗料は寿命があるのか?は記載されていなくて、よっていつ塗装しなおしたらよいかは、はっきりとは言っていません。そのかわり劣化の速度を時間を縮めた促進耐候試験の結果をグラフにしてユーザーに知らせています。 塗料は紫外線で多く劣化しますので、人工的に太陽光線より強いものを連続照射して、塗料、塗膜の劣化は表面の光沢の劣化で測定します。 塗装したばかりの光沢(光の反射量)を100として、時間とともにどれほど光沢が失われるかをテスト、グラフ化しています。 このグラフのカーブからおおよその寿命、耐用年数を予想するのです。
 あくまでも他の塗料との比較ですが、上は、緑線:フッ素塗料、灰色:シリコン塗料、黄色:ウレタン塗料、オレンジ:アクリル塗料のものです。 例えば残存光沢が、60%残る時間経過はシコンで、約 5000時間後(約208日)、ウレタン塗料約 2,200時間後(約91日)です。
太陽の紫外線のみの耐候試験ですので、風、雨、酸性雨、台風などの影響は除外しています
 
   同様に、このメーカーの各塗料に人工的に紫外線を連続照射して、塗料表面の光沢を測定しています。 この上図のグラフと比較すると、ウレタンは光沢60%保持の値を読むと、ほぼ同じですが、シリコンのグラフのカーブを延長しても、60%保持の時間は、約4,500時間で少し違った結果のようです。 紫外線を使うことは同じ試験機ですが、その強さ、細かい試験方法がちがうので、どちらが正しいのかは不明です。

促進耐候試験方法

   ●サンシャイン カーボンアーク灯式・耐候性試験機:(通称:SWOM)
 塗膜の劣化の原因に紫外線が大きく関係していることが知られている。この試験機は
 カーボンアークで紫外線を連続に発光させ、塗料を塗った試料に紫外線を当て続け劣化
 を試験するマシーン。 少し古い方式ではあります。 塗膜に大きく影響をもつ波長
 315nm ~ 400nmの紫外光を太陽より強く照射できるので、促進して試験ができる。
   ●デューサイクル耐候性試験機:
 前項のSWOMと同じものを使用し、ガラスフィルターを通さずにエネルギーレベルの
 高い短波長成分を多量に含む紫外線の照射と消灯による暗黒高湿度結露のサイクル
 設定によって、より劣化促進性を高めた耐候性試験に使われる。
   ●紫外線カーボンアーク灯式・耐候性試験機:
 386nm、358nmと415nmをピークとする紫外線域に極端に偏った分光放射のため、太陽光放射とは全く異なる分光分布となっており、促進耐候性試験としては屋外ばくろ試験との相関性、再現性の点で不十分なところがある。このため、1960年代以降は先に紹介したSWOMの登場によって促進耐候性試験法としての主役を奪われ、20世紀末にはJIS K 5600など塗料関係の規格の改訂によって試験法としての使命を終えている。
   ●キセノン・アークランプ式・耐候性試験機: (XWOM)
高輝度のキセノンランプは、白色光(太陽光)近く、高輝度のものが開発され、実用化に
なっている。 屋外ばくろ試験との近似性、再現性が比較的優れていることから、日本に
おいても塗料のほか、プラスチック、ゴムその他の各種材料の促進耐候性試験の主流に
なりつつある。

塗料、塗膜に影響を与える太陽からの紫外線

   UV-A (紫外線A): 波長 315nm ~ 400nm:
 地表に到達している紫外線で塗膜や生物など有機物に影響を与えている。
   UV-B (紫外線B): 波長 280nm ~ 315nm:
 Aより高いエンルギーレベルの紫外線であるが、地表に届くのは、太陽光の0.数%。
 あまり影響がない。
   UV-C (紫外線C): 波長 ~ 280nm:
 高エネルギーレベルで塗膜劣化への促進性がかなり高いが、成層圏オゾンによる吸収や散乱で地表への到達はない。

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外壁塗装を計画するとき、そのもっとも心配するのは、費用と寿命、塗料の耐用年数だと思います。 その寿命は塗料
各社そのように規定しているか? ユーザーは何をもって選択のものさしとすれば良いのか?少し解説します
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